エビダン(超特急)ヲタクがジャニーズを見てきた話

ジャニヲタが超特急を見てきた感想ブログはあるけど逆はあまりないよねって話を以前フォロワーとしたので、せっかくなのでエビダンヲタクがジャニーズに行った感想を書こうと思います。  

超特急のヲタクと便宜上書いたのですが、実際のところ私は下車した身。

弟分的なSUPER★DRAGON推しでしたがそれも先月を機に少し距離を置こうかなと思っているので「元エビダンヲタクの一般人」です。

行ってきたのは5/4 横浜アリーナで行われたSexy Zoneのライブの昼公演です。

①行くに至った理由

②ライブ雑感

③各メンバー雑感

以上3点について書きます。

 

①行くに至った理由

3月中盤から私はとにかく元気がなかった。

理由はわからないけどずっと頭がぼーっとして全く頭に言葉が入ってこず、風邪をひいた時のようになっていた。

もしかしたら風邪をひいていたのかもしれない。

その時、私の中に「お腹すいた」「ずっと寝てたい」の他に出てきた数少ない欲求の一つが「中島健人が見たい」だった。 何をする気も起きないけど中島健人が見たい。

元々、超特急にハマる直前、Sexy zoneのデビュー曲のSexy zoneがすごく好きで何度も聞いていた。 その直後に超特急にハマったためSexy zoneのことはすっかり忘れてしまったけれど…。

2015年末のカウコンをテレビ中継で見た際に年齢制限で唯一出られないマリウス葉くんの元へメンバーが駆け寄る姿を見て「Sexy zoneってなんかいいグループだな。生で見てみたいな」と思った。 その後のジャニーズのお家騒動とも言えるSMAP解散に関するゴタゴタにドン引いてしまい、ひとまずジャニーズに行くのはやめようと思った。

その間、なぜかそれまで興味がなかった中島健人の顔を見るとドキドキするようになっていた。 何にもやる気が出ないのに「中島健人が見たい」という欲求だけがあるなら、きっとこの欲求は満たさなければいけないものなんだ。 そう思い、超特急の頃からのフォロワーに声をかけ同行してもらうことにした。

 

②公演の感想

はじめてのジャニーズがSexy zoneで良かったなと心から思った。

私の席はスタンドの最後列。 距離も遠かったしシングル以外の曲がわからないドドド新規状態で行ったにも関わらず全くライブに置いていかれたという感覚がなかった。

・圧倒的にステージ構成が良かった。 例えばソロ曲にしてもまとめてソロコーナーにするのではなく、全員曲の合間にソロ曲を少しずつ挟むという感じで「担当以外興味ないわ」って人でも集中力が切れずにずっと見ていられるなぁと。

・そして衣装替えが早い!

どのグループにしても「あっ、今衣装替えのために時間取ってるな」っていうタイミングがあるけど、そう思った瞬間がほぼなかった。 DVDを見てるかのごとく当たり前のようにスッと衣装を替えてすぐ出てくる。 ジャニーズJr.が多少場を繋いだり、前述のソロ曲が合間に入っているからかもしれない。 ライブの流れを止めずに、ライブの空気を保ったまま衣装がコロコロ変わっていて、やっぱりステージに於いてジャニーズは一日の長があるなぁと思った。

・5人それぞれを映す長方形のモニターがメンバーの後ろに5つあった。 常に映っていた訳ではなく曲によって使われている時と使われていない時があり、そのモニターは曲中に演出として上下しすることもあった。 何かの曲で菊池風磨中島健人が背中あわせで歌った時、上下していたモニターがその2人のものだけピッタリと並んで止まっていた。

前を見ると実際に背中あわせの2人、後ろのモニターも背中あわせの2人。 思わず「すげぇ」って言った。 すげぇ良かった。

・ジャニーズがアリーナクラスでも2回公演するの初めて知った時は本当にびっくりした。 まずそれだけ入る客がそれだけいるのにびっくりだし、客の入れ替えにかけるスタッフがそれだけ人員が割けるというのがすごい。

1日に2回公演やるなら多少流す部分はあるんだろうな」と思っていたけど全くそんなことなく、見ていた限りメンバーみんな真摯にステージに立っていたなと思った。

それはSTAGEという曲の前の挨拶にも出ていて、何公演もしてきたツアーの千秋楽でもないのに(この後だって公演があるのに)、公演に来てくれた客に対する挨拶が全員とても丁寧だった。(何を言ったのかは忘れた)

かつての推しグループのメンバーが初めてのアリーナ2daysの2日目の挨拶で「昨日のステージは出来が良くなかったけど今日は良かった」と言ったことがある。ニュアンスは違うけれどだいたいそんなようなことを言っていた。

その後その挨拶がどう帰結したのかは忘れてしまったけど、そんな発言に対して「昨日しか行かなかった客はどうなるんだ!」と憤ったことがあるし、今でもアイドルが最も言ってはいけない言葉だったと思ってる。(その後どんな言葉を並べようが前日の客が良くないステージを見たことを演者から肯定してはいけないと思う。)

比べるのさえ失礼に値するけれど、Sexy zoneが挨拶している最中、ずっとその時のことを思い出していた。

Sexy zoneはきっと毎公演毎公演客とステージに対して真摯に向かい合っているんだなというのが伝わってきた。

・アンコールもSexy zone→カラフルEYESなのも良かったな。

デビュー曲→5人体制に戻っての最初のシングル曲で。 (Sexy zoneが3人体制になった時、私は他のグループを応援しながらも「もし自分の推しグループがこうなったら…」と思い戦々恐々とした覚えがある。あの時を知るアイドルヲタクはみんな何かしら感じたんじゃないかな)

その後ようやく5人体制に戻ってから発売されたカラフルEYESは年末の番組でよく見かけたのもあって結構気に入っていたので嬉しかった。

今回5人でセトリを決めたと言っていたけど、とにかく『5人』であることへのこだわりを強く感じた。

・席が遠かったせいか、昼公演だったせいか、Sexy zoneのヲタクの雰囲気がそうなのかはわからないけど、とにかく穏やかで現場の雰囲気の居心地が良かった。 ただただ目の前で繰り広げられるエンターテイメントを眺めて気分を高揚させるのがこんなに楽しいことだとは思わなかった。

ここ最近MC中に野次るヲタクがいる現場ばかりだったせいか、ヲタクが黙ってMCを聞いているのがこんなに気分のいいことだなんて忘れていた。

 

③各メンバーの所感

思いっきり偏見で書く。

 

中島健人

アイドルであることに誇りを持っているし、(少なくともファンの前では)何かをしてどんな反応をされても気にしないんだろうと思った。

MCの流れで小指を立てて「セクシープロミス」とキメた瞬間、一部のファンはキャーと叫び、残りの8割くらいのファンは笑うかざわざわした。

それを全く意に介さずMCを続けたあたりプロを感じた。

恐らく嗣永桃子とかあの辺りの系譜。

期待値が高かったのもあって一番印象が変わらなかった。 いい意味で「テレビスターの中島健人だー!」って思った。

俺が俺がという印象はないけど、振ったら面白いことしてくれる。最高。

ライブ後に入ったジャニーズwebのブログを読んだら、どこにリンクされる訳でもないインスタ風のタグ芸が為されていたのは悪いけど笑った。

 

菊池風磨

ソロ曲がすけべだった。

最初あまりいい印象を持っておらず「菊池風磨だけは絶対に担当にならないだろうな」と思っていたけど、実際に見てみるとまあ本当にかっこいい。

自分の魅せ方がわかってる。

物の言い方も含めてクレバーな人という印象。

スタトロで回ってきた時、数列前の女の子にレスをした姿がかっこよく、連番したフォロワーがその後から菊池風磨の女になっていた。

ソロ曲がすけべだった。

 

佐藤勝利

すごく顔が綺麗な普通の人だった。(褒めてる)

他のメンバーがアホか天然が多い中(個人的意見です)、中庸を担っているんだなという印象だった。 バラエティとかではウケないだろうけど5人でステージをするにあたり佐藤勝利くんまでタガが外れたら収拾つかなくなりそうなので、この立ち位置の人は必要だなと。

少し歳が離れた5人のど真ん中の3人目って辺りも関係しているのかな。

 
松島聡

元の印象が一番薄かったのもあって一番株が上がった。

思った以上にキラキラしたアイドルで、ダンスが5人の中で一番上手い。声も良い。 舞台とか行ったら面白そう。 ダンスと歌が上手い人は演技も上手い(当社調べ)。

上の3人の魅力は比較的『陰』の魅力だけど、松島聡くんは『陽』の魅力が強いなぁと。 鼻の下投げキッスは前にバラエティで見たことあったけど、実際に見てみるとわりと面食らうね。

 

マリウス葉

多分そうだろうと思っていたけどやっぱり天使だった。

口を開いた一言目で天使だってわかった。話し方が天使。中身も天使。

背が大きい末っ子天使か…たまらん…。

英語での挨拶はめっちゃ字幕追っちゃったけど、これは上手く使えばSexy zoneの武器になるだろうなと思った。

マリウスが20歳になったあたりでSexy zoneもがシャレにならないセクシーになるのではと思ったので成長に期待したい。

でも天使でいてほしい…。

 

以上、初ジャニーズとしてSexy zoneを見た感想でした。

いい経験をした。また見たい。

ジャニーズはハマればハマるほど沼になりそうだけど、在宅や年に1,2度の現場を楽しみに生きる分には温泉のようだなと思った。

ジャニーズはエンターテインメントの権化で、初めて見る新規にも優しかった。

「他のグループ行くとまた雰囲気違いますよ」と言われたので、誰か連れてってください。

同行してくれたフォロワーと「早く感想ブログ書いてください」と私の尻を叩き続けたフォロワーには感謝しています。ありがとうございました。 ちゃんと書けました。